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国語を得意科目にするコツ

 国語の教科書に載っている文章は、普段読んでいる漫画や本やネットの記事と比べると、表現や感じ方が古臭かったりして共感しづらい事が多いかも知れません。 そういう文章をそのまま読むと、下らないとか、自分とは違うな、という感想が浮かぶかも知れません。 ようするに、筆者と自分の心の距離が大きく離れた状態になります。 心の距離が離れていると、当然ですが文章に集中できない、つまり、その文章に対する読解力が低い状態になります。 こういう状態を繰り返していると、自分が共感する文章しか理解できなくなってしまいます。 読解力を上げる為の手っ取り早いコツは、ひとまず自分の心を抑えて、多少不自然でも良いので、文章の内容に同調して読んでみる事です。 他人の話を真面目に聞いてみて、相手を不快な思いをさせないように気遣うのと同じような気持ちで文章を読んでみる、という事です。 文章の書き手を気遣えるようになると、国語力は上がります。 これが国語のコツです。 現代文だけでなく、古文や漢文、そして実は英語も、これがスタート地点になります。

できれば国語は真面目に勉強しとこう

 国語はとても重要な科目です。 理由① どの科目も、問題文は日本語で書かれていますが、その問題文を理解するのに時間が掛かってしまったり読み誤ってしまうと、問題を解くどころではなくなってしまいます。 …とはいえ、そんな事態になってしまう事は普段の定期試験では滅多に起こりませんが、読解力に自信が無いと、入試で頭が緊張している時に事故ったりします。 理由② 問題文以前に、そもそも教科書や参考書の説明は、日本語で書かれています。 ちょっと曖昧だったり分かりづらい説明文にぶち当たると、途端に理解できなくなり、集中力が一気に落ちます。 そして、文章を読むだけで頭のパワーを使い切ってしまって「今日はもういいや。。」となります。 読解力が高ければ、頭のパワーに余裕があるので、文章の中身に集中できます。 書かれている事をすぐに理解できるので、勉強が楽に感じるようになります。 理由③ 社会人になると、以下をどれだけ上手くこなせるかどうかで、仕事能力に差がつきます。 ・他人の文書や発言から必要な情報を正確に理解する ・他人の意見と自分の意見を分けて考える ・事実と自分の感想を分けて考える ・相手に伝える内容を、頭の中で順序を付けて組み立てる ・正確で伝わりやすい言葉で書いたり話したりする これらが苦手な人は大人でも沢山いて、ちょくちょくトラブルに見舞われていたりします。 純粋に国語能力の問題なのですが、当人達にその自覚はありません。 大人同士でそんな事を直球で指摘するのは誰だって嫌なので、当人に伝わる機会が滅多に無いからです。笑 たまに直球で指摘する人もいますが、そういう人は大抵パワハラとかモラハラ気質だったりするので、余計な事まで言ってしまって、結果的に国語能力の問題はうやむやになりがちです。 大人になってからも国語能力を上げる事はもちろん可能ですが、中学~高校生のうちに国語力を鍛えておくと、大人になってからとても楽です。 ・言葉の羅列から正確に内容を読み取る能力 ・頭の中にある事を正確な言葉に置き換える能力 これらを直接的に鍛えられるのが国語です。 学校でどういう教え方をしているのかは分かりませんが、いつまでも役に立つ科目です。 他の人が真面目にやっていなくても、あなたはちゃんと勉強しときましょう。

勉強が得意になるコツ

 勉強が苦手な人は、勉強のやり方が間違えているだけの事が多いです。 1つの事を覚えるのに多大な時間と精神力が必要になるような勉強の仕方だと、勉強が嫌になりやすいです。 勉強が嫌だと、テスト前だけしか勉強しなくなります。 勉強の流れを、以下のように考えている人は今でも多いです。 ------------------------------ ①教科書か参考書を読む ↓ ②問題集を解く ↓ ③答え合わせをする ↓ ④間違えた所を復習する ------------------------------ この中で、「①教科書か参考書を読む」が最も苦痛な時間になる事が多いです。 ①が長引けば長引くほど、勉強が嫌いになります。 まだスタート地点なのに、ここで嫌になってしまったら、何も覚えられません。 勉強が楽になるコツは、「①教科書か参考書を読む」をさっさと済ませてしまう事です。 「なるべくちゃんと全部覚えなきゃ」などと思わずに、ざっと読んで何となく理解できたら次に進んでみて下さい。 感覚的に7割くらいの理解で次に進んで大丈夫です。 忘れる事を恐れずに、とにかく試験範囲の終わりまでさっさと読み切る。 読み切ったら問題集に進んで下さい。 問題を解いてみて、分からない箇所や間違えた箇所は解説文を読む。 教科書や参考書を読むよりも、問題集の解説文を読む方が頭に入りやすいです。 教科書や参考書で全てを理解しようとするよりも、問題集を何周か繰り返しながら身に付ける、という習慣になれば、勉強が楽になります。 本当は①をすっ飛ばして、「②問題集を解く」→「③答え合わせをする」→「④間違えた所を復習する」…だけで勉強を済ませるのが理想的です。 特に社会と理科は、これだけで大抵は何とかなります。 国数英は、「①教科書か参考書を読む」がどうしても必要になりますが、なるべく早く「②問題集を解く」に入れるようにすると、覚えやすくなります。 このやり方が身に付けば、頭の中で勉強の回路が整備されてきて、新しい事も楽に覚えられるようになります。 楽に覚えられるようになると、深く理解できるようになります。 大人になる前にこの感覚が身に付くと、一生物の能力になります。 楽な勉強のやり方を知っている人は、大人でも意外と少ないです。 多分10%未満でしょう。 受験や資格試験のような知識ゲームは「どうやって楽に覚えるか」